2024-03-15から1日間の記事一覧

上代語「はも」(3)

これらを踏まえて、万葉集の歌にあたってみたい。 ・さねさし相摸(さがむ)の小野に燃ゆる火の火中(ほなか)に立ちて問ひし君はも ・夕さればみ山を去らぬ布雲(にのぐも)のあぜか絶えむと言ひし子ろはも ・防人(さきもり)に立ちし朝明(あさけ)の金門出(かなと…

上代語「はも」(2)

「はも」が文末にある時は「強い詠嘆の意」を表す。意味は「…よ、ああ。」「はも」が文中にある場合は「上の語を取り立てて強める意」で意味は「…は。」とのこと。 ・文末に用いて、強い詠嘆の意を表す。 訳は「 …よ、ああ。」・文中に用いて上の語を取り立…

上代語「はも」

>https://kobun.weblio.jp/content/%E3%81%AF%E3%82%82#goog_rewarded>は-も 分類連語>…よ、ああ。▽文末に用いて、強い詠嘆の意を表す。>◆上代語。>なりたち 係助詞「は」+終助詞「も」>>は-も 分類連語>…は。▽文中に用いて上の語を取り立てて強…